この記事ではこんな疑問を解決します。
- 共通試験が終わりました。2次試験までは何すれば良いですか?
- 2次試験対策にはどんな教材を使ったら良いの?
このブログでは主に国公立を目指す理系の生徒を対象にしています。もちろんそれ以外の生徒の皆さんにも十分応用してもらえるように書くつもりをしています。
冬休みをむかえるまでの学習計画についてはこちらから
2年生後半から夏休みまで
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夏休み
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直前の冬休み
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この記事では共通試験後、2次試験までの約40日間の過ごし方について解説します。
時間は十分にある
共通試験から2次試験まで約40日間あります。時間は十分にあります。これまであまり2次試験を意識した学習をしていなくても全然大丈夫です。この40日で十分に力をつけて対策できます。
まずは過去問チェック
最初にやってほしいことは、過去問のチェックです。とりあえず各科目1年分やりましょう。
今、どの程度できるのかと出題分野の傾向をチェックします。出願校の問題難易度によってやるべき内容を計画して行きましょう。
偏差値の高い大学の方が問題が難しいとは限らないので注意です。
二次試験対策では必ずやらなければいけない「過去問」過去問は「赤本」でやるのが一般的ですが、1冊1000円くらいしますのでたくさん買い揃えるのはなかなか難しいですよね。実は、過去問が無料で閲覧できるのです! 室長ほんといい時代[…]
共通テストとは違ってじっくり考える時間を
共通テストのスピード重視の解き方とは違い、1題にじっくり時間をかけましょう。
次に、各科目ごとに学習方法を見ていきます。
数学の学習方法
大学への数学シリーズを使ってみよう
超有名な「大学への数学」シリーズ。じっくり時間をかけて取り組むには最適な教材です。数学Ⅲの分野の出題が多い大学の場合とりあえずこれをやってみるといいですよ。極限・微分・積分はこれでマスターできます。
大学への数学シリーズ以外ならこれをオススメします。
なかなか難易度は高めですが、難関国公立を受験する人にはオススメです。じっくり解答解説と向き合いましょう。
それ以外では、各予備校が出している受験用問題集で自分に合わせた難易度のものを立ち読みして決めると良いでしょう。
解答が詳細なものを選ぼう
一番大切なのは、問題ではなく解答です。解答が充実している問題集を選べば間違いはありません。
物理・化学の学習方法
重要問題集と過去問で十分
「重要問題集」と過去問で十分です。「重要問題集」がまだ終わっていない人は、それをやりましょう。「重要問題集」を終えた人は、自分の難易度に合わせた問題集を一冊買うのが良いでしょう。数学と同様に、解答が詳細なものを選んでください。
英語の学習方法
英語も基本的には志望校の内容にカスタマイズして勉強しましょう。和訳が多いのか、要約が多いのか、英作が多いのか。各校によってかなり特色があると思います。英作なんかは自分で添削するのは困難ですから、学校の先生を頼りましょう。学習方法なども学校の英語の先生に聞いてみるのもオススメです。
学校の先生を頼ろう
2次試験の対策は本当に個別のものになるので、全員に通用するアドバイスをするというのは難しいです。一人ひとりの力と志望校によって変わってきます。そこで、是非、学校の先生にアドバイスをもらいましょう。
基本的に進学校の先生は受験指導のプロです。これまで、どんな生徒がどうなってきたかというデータもたくさんあります。きっとあなたと同じような生徒を何人も見てきているはずです。きっと共通試験の成績と志望校を伝えるだけでオススメの問題集がパッと返ってくるはずです。
データの数と経験が塾の講師とは違います。受験までに自分が信頼できる先生を各教科見つけておくのがオススメです。
絶対に後期試験まで粘る
長期に渡ってきた受験。早く終わりたいのは痛いほどよくわかりますが、後期試験にはチャンスがいっぱい転がっています。早く終わりたいと思う生徒が、試験を欠席するのです。そこそこの私立に合格している場合そちらに決めてしまうのです。年々その傾向は強くなっていると感じます。
倍率が高いと思われている後期試験ですが、この現象と少子化によってかなり倍率が低いところも出てきます。1倍台になっているところもザラにあります。強い気持ちを持って最後までやり切りましょう。きっと良い結果が待っていると思います。GOOD LUCK!